沖縄は長寿県として知られている。それもボケずに元気で長生きという印象がある。しかし、実際にはそうでもない。琉球大学名誉教授・鈴木信氏の著書『データで見る百歳の科学』によると、1994年に行われた沖縄県の調査では、沖縄県の痴ほう性老人は8444人で、痴ほう性老人率は他府県を上まわるという結果が出ている。医療圏域別の資料では痴ほう性老人率は84〜89歳で約18%、90歳以上では約42%。長生きするお年寄りの多い沖縄では、痴ほう性老人率が高いのは必然ということらしい。では、なぜ痴ほうの老人が少ないという印象を受けるのだろうか。私が考えるに、それは元気なオジイ、オバアがいたるところに出没しているからではないか。私が大学生の頃、コザの某500円ディスコで「踊るオジイ」を目撃したことがある。フロアの真ん中で背筋をピンと伸ばし、その頃流行っていたクリス・クロスのジャンプ」にあわせてみごとなカチャーシーを踊っていた。数年後、別のディスコでオジイを再度目撃。「踊るオジイ」は現役だった。お年寄りが、親族だけではなく近所の人達と頻繁に交流することも、元気なオジイ、オバアを見かける最大の要因だろう。お互いの畑の作物をバーター取引している光景もよく見受けられる。とあるオバアはバスを駆使して2〜3時間離れたところに住む子や孫に自分の畑の作物を届けていたとのこと。島から島へ野菜を担いで船で行き来するオバアもよく見かける。痴ほう性老人率が高いとはいえ、実際に元気で長生きしている老人も多い。
ひいきのチームの情報収集、発売所の中に入ると陳列台にスキェディーナ(Schiedina)と呼ばれるトトカルチョの申込用紙が山積みしてある。特に店員に尋ねなくとも黙って取り出して記入する。その場で書き込んでもいいし、何枚持ち帰ってもいい。用紙は無料だ。では、その用紙を手に持ちつつ本場イタリアのトトカルチョの楽しみ方について説明しよう。それにはまず世界最高水準を行くこの国のプロサッカー・リーグについての知識を持つことが先決だ。イタリアには実力別に分けられた、セリエA、B、Cの3リーグがある。トトカルチョの対象となるのは当然最も水準の高いセリエAの試合が主だ。有名なトリノのユベントスをはじめ日本の中田がいるペルージャなど各都市ごとに代表チームがあり、郷土愛も手伝ってひいきチームへの応援はすごい。だが賭けと応援は別だ。冷静に戦力を分析して、申込用紙の左側に出ているチームの勝ち、負け、引き分けを占い、それぞれの場所を黒く塗りつぶすか×印をつければOKだ。マークシートと思えばいいが、つい○印をつけたくなるので注意したい。こうして表の上から下まで13試合の勝負を占って申込用紙に記入する。それを店員に渡すとコンピューターに打ち込んでその半券をくれる。その週の試合の中で13試合が終わった時、的中か否かを半券で確かめるのだ。もし13試合全部か、あるいは1試合間違えたが残りの試合すべてを的中させると毎回の売り上げの35%が配当としてファンの手に入る。ただし宝くじのように決まった額をもらえるのではない。同じく的中させた人が多ければその頭数で割る。つまり、勝敗が予想しやすければ、当たる確率は高くなるわけだ。つまり宝くじと競馬の馬券の面白さをミックスしたようなものだと思えばいい。13試合全部を的中させた人がいなければ12試合と11試合の的中者カ誦己当を手にするわけだ。これが最も単純な賭け方だ。だが勝ち、負け、引き分けのどれかひとつ選び13試合連続して当てるのは難しい。そこで、どちらが勝つか微妙なゲームを選んで勝ちでも引き分けでもどちらかが当たればよいという方法を選ぶといい。その分、賭け金はかかるが逆に当たりやすくなる。どう予想していいか分からないという人には、各申し込み店が独自の情報や過去の戦績を基にコンピューター分析して作った勝敗表が店の壁に貼ってあるのでそれを買えばいい。
敬虔なイスラム国では、禁酒が宗教上定められており、酒にありつくことがまず難しい。「ハシシ(大麻樹脂)で酔えるからね」というが、それもどうかと思うが……。パキスタン航空、エジプト航空、イラン航空などは機内サービスにアルコールなし(持ち込みは自由)。パキスタンでは国内でアルコールにありっくにも、一部高級ホテルに滞在する人向けに発行する許可手続きが必要で面倒臭い。ホテルのボーイにこっそり頼んだら、数時間後に持ってきてくれたのがノンアルコールビールだったという話もあるぞ。運よくありつけても、堂々と飲むことはできず。ウイスキーや日本酒をペットボトルに入れて、こっそり持ち運んでみる?それが嫌ならイスラム圏には旅行に行かないほうがよい。